主な営業先
コーディングのスキルを身につけて、仕事を始めようと思ったら、
まずコーディングを依頼してくれる人を見つけるための営業をしていく必要があります。
今回は就職ではなく副業やフリーランスとしてコーディングのお仕事を探すときの営業先について、
それぞれのメリットやデメリットを解説しながら紹介していきます。
- クラウドソーシング
- 制作会社
- 求人サイト
- SNS
- 知人や友人からの紹介
クラウドソーシング
オンラインでコーディングの案件を探し、応募していくプラットフォームです。
クラウドソーシングは色々ありますが、
主にクラウドワークス、ランサーズ、ココナラが使用されることが多いです。
基本的に発注者から入金があってから案件を開始する流れになるので、
納品したのに入金されない、というトラブルは避けることができます。
案件の数が多く、始めやすいので特に初心者におすすめです!
メリット
- 簡単な案件もあるので初心者でもお仕事を見つけやすい
- 契約書や請求書の発行が不要
- 本名を使わずに利用できる
デメリット
- 登録者が多いので競争が激しくなりやすい
- 単価が低い傾向にある
- システム利用手数料で、受注金額から5~25%ほど引かれる
制作会社
ホームページ制作をしている制作会社さんの制作パートナーとなり、
人手が足りないときに案件を依頼してもらう方法です。
スキルアップしながらある程度安定した収入を得られるので
この方法で営業するコーダーさんが多いです!
メリット
- 常に案件を抱えているので、信頼関係が築ければ安定した収入を得ることができる
- 様々なプロジェクトがあるため、スキルアップに繋がる
- 会社との取引になるので信頼性が高い
デメリット
- 即戦力としてのスキルが求められる
- 案件依頼の前にオンライン面談をすることが多く、若干ハードルが高い
求人サイト
IndeedやWantedlyなどの求人サイトから応募する方法です。
即戦力となる専門的なスキルが必要とされる案件が比較的多いのが特徴です。
また、時給案件も多いので、より安定した収入を得たい方におすすめです。
メリット
- 報酬が高い案件が多い
- ワンクリックで応募できるサイトもあり、気軽に営業できる
- ひとつの企業と、長く深く関わることができる
デメリット
- 高い専門性を求められるので初心者にはハードルが高い
- 時給案件の場合、勤務時間や出勤日がある程度決められていることが多く、自由度が低い
SNS
XやInstagramなどのSNSを通じてお仕事の依頼が来ることもあります。
学習中のうちから日々の取り組みを発信していくことが大切です。
また、SNSでコーダーやデザイナー募集の投稿をしている人もいるので、
力になれそう、と思ったらDMしてみるのもいいかもしれません。
自分を売り込むことが得意な人、
マーケティングの知識がある人におすすめ!
メリット
- 無料で利用でき、世界中の人にアピールができる
- 同業者やクライアントと簡単に繋がることができる
- 個性を出したSNS運用で、自分がやりたい仕事を得ることができる
デメリット
- 報酬未払いなどのトラブルが起こりうる
- 日々の発信力、マーケティング力が求められる
- 案件に繋がるまでにかなり時間や手間がかかる
知人や友人からの紹介
自営業を営んでいる友人や、新しくビジネスを始めたい人が身近にいる場合
ホームページを作れる、と伝えると仕事に繋がることがあります。
特に、一番最初の案件として、ホームページを作ってほしい友人がいたら
提案してみるのも良いでしょう。
Facebookなどで「ホームページ制作を始めました」という投稿をしていると
興味を持った知人から相談が来ることもあります。
メリット
- 納期も交渉次第で、ある程度自由に調整できる
- 既に信頼関係があるためスムーズに進められる
デメリット
- 報酬未払いなどのトラブルが起こりうる
- 報酬が低い傾向がある
- ヒアリング、デザイン、コーディングなどの幅広い業務を担わなければいけない
まとめ
それぞれの特徴をまとめると、次のようになります。
案件や契約内容によりますので、あくまでも目安として、
こういう傾向が多いんだなという参考にしていただければと思います!
営業先 | 報酬 | 自由度 | 信頼 | 始めやすさ | 安定 |
---|---|---|---|---|---|
クラウドソーシング | △ | ○ | ◎ | ◎ | △ |
制作会社 | ○ | ○ | ◎ | ○ | ○ |
求人サイト | ◎ | △ | ◎ | ◎ | ◎ |
SNS | ○ | ○ | △ | ◎ | △ |
知人や友人からの紹介 | ○ | ◎ | △ | △ | △ |
初めは、クラウドソーシングから始めてみましょう。
ココナラは少し戦略が変わってくるので、最初はクラウドワークスかランサーズがおすすめです。
まずはアカウント登録をして、どんな案件があるのか見てみましょう!
慣れてきたら、より高い報酬を得られる制作会社や求人サイトへの営業も挑戦してみましょう。
自分がどんな働き方をしたいのかや、自分のスキルや状況に合わせて
どこに営業をかけるのかを選んでいきましょう!